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A I 対 店員

梅の木もキレイな花をたくさん咲かせてきました。私はしだれ梅が大好きなのですが自宅にはないので、よそに咲いている梅の木を眺めながら春が近いのを感じております。

最近は、ASIMOくんやPepperくんなど、人間とのコミュニケーションや生活を助けるための、ロボットやAIの開発が行われています。
例えば良く知られているPepperくん。実際にもご家庭で買われて、家族の一員のように扱われたり、店頭に歓迎・受付係として置かれていたりしています。
お洋服まで着せてあげる人もいれば、パンダのようにペインティングする人もいるし、ボディー全体をスワロフスキーで装飾してしまう人まで様々です。

今回、なぜこの話題を書いているのかと申しますと・・・

2月10日発行の全ドラ新聞に、株式会社 日本売上アップ研究所が発表した、『2017年のクリーニング業界時流予測』という記事が掲載されおり、そこには予測に関係する20のキーワードが挙げられていました。
例えば、「人件費の高騰は続く」「スタッフ募集難は、一時的に緩むことがある」などなど・・・。そして、私が興味深いと思ったキーワードに「AI・自動化の波」がありました。

その記事によりますと、一昨年に野村総合研究所が「2030年までに人工知能やロボット等による代替可能性が高い100種の職業」というリストを発表したそうで、その中になんと「クリーニングの店員」という職種が入っていたそうです。
他にもスーパーの店員・事務員・運転手・オペレーターなども、なくなる職種として挙げられていたそうです。

「じゃあ、何が残るの?」と思いますよね?
それは、カウンセラー・デザイナー・クリエイターといった、創造性と社会的知性を発揮できる仕事は残る可能性が高いということです。
そのレポートによると「クリーニングの料金計算ができて、リスク説明できて、納期を伝えるだけ」という作業なら、AIが十分に対応できる仕事内容なのだとか。

私はこの記事を読んで「う~ん、確かに優れた人工知能を持っていれば、できるかも。でもやはり機械は機械。温かみや味気は全くないよなぁ」と思いました。
それに、いろいろな研究結果にも出ていますが、扱いを間違えれば攻撃性を示しやすくなったり、応用とか柔軟性とか足りないものもたくさんあるよねぇ・・・とも感じました。

そんなことを思いつつ、続けてその記事を読んでみますと、こんなことが書かれていました。
「お客様の『心』を満たす、『心』まできれいに”洗える”とか、店舗の内装や飾りつけをトータル的にクリエイトできる、会社の営業戦略とマッチして売り上げアップに貢献できる、そのような「クリーニング店員」であれば、一生の仕事として、存在し続けるでしょう。」

いくら便利にと機械を使っても、そのサービスを利用するのは人間。やっぱり、心がこもっているものが勝つのかもしれませんね・・・。
私も心を込めてお仕事します(‘ω’)/

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